『採用基準――地頭より論理的思考力より大切なもの』はAudibleの聴き放題対象作品です。マッキンゼーの採用マネージャーを12年務めた伊賀泰代氏が、地頭や論理的思考力よりも重視される「リーダーシップ」の本質を解き明かした一冊。7時間15分の音声で、通勤中や家事の合間に学べます。
結論:『採用基準』はAudible聴き放題で聴ける
『採用基準』はAudibleの聴き放題対象作品として配信されています。月額1,500円(税込)のAudible会員であれば、追加料金なしで何度でも聴くことができます。再生時間は7時間15分で、ナレーターは声優の早水リサさんが担当。落ち着いた声質でビジネス書の朗読として聴きやすいと好評です。初めてAudibleを利用する方は、30日間の無料体験で本作を聴くことができます。
作品情報
| タイトル | 採用基準――地頭より論理的思考力より大切なもの |
|---|---|
| 著者 | 伊賀泰代 |
| 出版社 | ダイヤモンド社 |
| 発売日(書籍) | 2012年11月9日 |
| 発売日(Audible版) | 2019年9月11日 |
| ナレーター | 早水リサ |
| 再生時間 | 7時間15分 |
| 配信状況 | Audible聴き放題対象 |
| ジャンル | ビジネス書/リーダーシップ論/人材育成 |
書籍概要・あらすじ
本書は、マッキンゼー・アンド・カンパニー・ジャパンで採用マネージャーを12年間務めた伊賀泰代氏が、世界的コンサルティングファームの「本当の採用基準」を明かした一冊です。
一般的にコンサル業界では「地頭の良さ」や「論理的思考力」が重視されると思われがちですが、著者は採用で最も重要視されるのは「リーダーシップ」であると断言します。タイトルにある「地頭より論理的思考力より大切なもの」とは、まさにこのリーダーシップのことを指しています。
本書では、リーダーシップの正しい概念、リーダーがなすべき4つのタスク(目標を掲げる・先頭を走る・決める・伝える)、そしてマッキンゼー流の基本動作を具体的に解説しています。リーダーシップは特別な才能ではなく、誰でも学べるスキルであることを示しており、就活生から経営者まで幅広い読者に実践的な学びを提供します。累計16万部を突破し、「日本の人事部」2013年最優秀書籍にも選出された話題作です。
本書のポイント・見どころ
リーダーシップこそが最重要の採用基準
地頭や論理的思考力以上に、マッキンゼーが重視するのは「将来グローバルリーダーとして活躍できるか」という点です。本書では、採用マネージャー自身がこの真実を初めて明かしています。多くの人が誤解している「採用基準」の本質を、現場経験に基づいて解き明かしている点が本書最大の価値といえます。
リーダーの4つのタスク
著者は、リーダーがなすべきタスクを「目標を掲げる」「先頭を走る」「決める」「伝える」の4つに整理しています。これらは抽象的な理念ではなく、実例を交えながら具体的に説明されており、すぐに実践できる形で提示されています。特に「決める」というタスクについては、十分な時間や情報がなくても決めるべきときに決めることの重要性が強調されています。
マッキンゼー流「4つの基本動作」
「バリューを出す」「ポジションをとる」「自分の仕事のリーダーは自分」「ホワイトボードの前に立つ」という4つの行動原則が紹介されています。これらは日常業務で意識できるレベルで解説されており、明日からすぐに取り入れられる内容です。「会議で発言ゼロの人はバリューゼロ」という言葉は、多くの読者の仕事への姿勢を変えるきっかけになっています。
全員がリーダーシップを持つ組織という新視点
日本では「船頭多くして船山に登る」ということわざがあるように、リーダーは一人いれば十分という考え方が根強くあります。しかし本書では、組織全体の「リーダーシップの総量」を高めることの重要性を説いています。日本企業に不足しているものを明確に指摘し、新しい組織のあり方を提示しています。
リーダーシップは学べるスキルである
本書の希望に満ちたメッセージは、リーダーシップが特別な才能やカリスマ性ではなく、誰もが後天的に習得できるスキルであるという点です。年齢も関係なく、若い頃からトライ&エラーで体験的に身につけていくことができると著者は述べています。具体的な学び方まで提示されており、読後すぐに行動に移せる構成になっています。
著者紹介:伊賀泰代
伊賀泰代(いが やすよ)氏は、兵庫県姫路市出身のキャリア形成コンサルタント・著述家です。一橋大学法学部を卒業後、日興證券引受本部を経て、カリフォルニア大学バークレー校ハースビジネススクールにてMBAを取得しました。
1993年から2010年末までマッキンゼー・アンド・カンパニー・ジャパンに在籍し、コンサルタント、人材育成マネージャー、採用マネージャーを歴任。17年間の在籍中、12年間を新人コンサルタントの採用と育成に携わりました。2011年より独立し、組織変革、リーダーシップ教育、人材育成のコンサルティングおよび執筆活動に従事しています。
代表作には本書『採用基準』のほか、『生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの』(ダイヤモンド社、2016年)があります。なお、著者は有名ブロガー「ちきりん」氏と同一人物ではないかという噂がネット上で話題になったこともありますが、公式には明言されていません。
ナレーター情報:早水リサ
Audible版『採用基準』のナレーターを務めるのは、声優・舞台女優の早水リサ(はやみず りさ)さんです。1975年2月28日生まれ、大阪府出身。日本ナレーション演技研究所大阪校、代々木アニメーション学院声優タレント科を卒業し、現在はアーツビジョンに所属しています。
声優としてはアニメ『ごくせん』の山口久美子役、『おおきく振りかぶって』の百枝まりあ役、『銀魂』の来島また子役、『名探偵コナン』の越水七槻役など、幅広い役柄を演じています。大人の女性キャラクターを得意とする演技力に定評があります。
Audibleでは『婚活食堂』シリーズ、『誘拐ジャパン』、林真理子『70代は神様から与えられた特別な時間』など多数のオーディオブックを朗読しています。本作では低音の落ち着いた声質で、知的で説得力のある語り口を披露。ビジネス書の朗読として聴きやすいテンポで、内容への集中を助けてくれます。
視聴者の評判・口コミ
『採用基準』はAmazonで総合評価★4.3(約1,539件)、Audible版では★4.5(116件)と高い評価を得ています。
高評価の声
「リーダーシップの概念が根本から変わった」という感想が多く寄せられています。「リーダーシップは全員に必要なスキル」という視点が新鮮で、仕事への姿勢が変わったという声が目立ちます。4つのタスクが具体的で実践しやすいという評価も多く、読後すぐに行動に移せる内容として支持されています。
文章の読みやすさも好評です。専門用語を多用せず、救命ボートの例やマンション管理組合のお菓子の話など、身近な例を用いた説明がわかりやすいと評価されています。著者の主張が一貫しており、読後に何を伝えたかったかが明確に残るという声もあります。
「就活生から経営者まで幅広く役立つ」という点も高く評価されています。就職活動の準備だけでなく、チームマネジメントや自分のキャリア形成について考えるきっかけになったという感想が多く見られます。「人生のハンドルを自分で握る」というメッセージに感銘を受けた読者も多いようです。
やや厳しい声
一方で、「内容がやや理想的でマッキンゼー特有の視点」という指摘もあります。経営コンサルティングという業態に最適化された内容であり、大規模組織や製造業など階層的な指示系統が必要な職場では適用しにくいのではという意見が見られます。
また、タイトルと内容のギャップを指摘する声もあります。「採用基準」というタイトルから就活対策本を期待した読者が、実際は約6割がリーダーシップ論だったことに戸惑うケースがあるようです。具体的な採用面接対策を期待している方には、事前に内容を把握しておくことをおすすめします。
Audible版への評価
早水リサさんのナレーションは、低音の落ち着いた声質で知的な印象があり、ビジネス書の朗読として聴きやすいと概ね好評です。7時間15分という再生時間は通勤・移動時間での「ながら聴き」に適しており、繰り返し聴くことで内容が定着するという声があります。章立てが明確で論点が整理されているため、音声でも理解しやすいとの意見が多く見られます。
こんな人におすすめ
『採用基準』は、チームや組織で成果を出したいと考えているビジネスパーソンに特におすすめです。リーダーシップとは何かを体系的に学びたい方、自分のキャリアを主体的にコントロールしたいと考えている方にも最適な一冊といえます。
就職活動で自己PRや志望動機を考えている学生にもおすすめです。コンサル業界を志望している方はもちろん、どの業界を目指す場合でも「リーダーシップ」という軸で自分を見つめ直すきっかけになります。管理職やチームリーダーとして部下を率いる立場にある方、これからその立場になる方にとっても、組織論の新しい視点を得られるでしょう。
一方で、具体的な面接対策テクニックや採用試験の攻略法を期待している方には向かないかもしれません。本書は採用面接の対策本ではなく、リーダーシップ論が中心です。また、すでに組織論やリーダーシップについて深く学んでいる方には、基本的な概念の説明が中心のため物足りなく感じる可能性があります。
Audibleで聴くメリット
『採用基準』をAudibleで聴く最大のメリットは、通勤や家事などの「ながら時間」を学びの時間に変えられることです。7時間15分という再生時間は、片道30分の通勤であれば約1週間で聴き終えられるボリューム。忙しいビジネスパーソンでも、日常のすきま時間を活用して学ぶことができます。
倍速再生機能を使えば、さらに効率的にインプットできます。1.5倍速であれば約5時間、2倍速であれば約3時間半で聴き終えることが可能です。一度全体を聴いた後、気になる章だけを繰り返し聴くという使い方もおすすめです。
本書は図表がほとんどなく、ほぼテキストベースで構成されているため、音声でも十分に内容を理解できます。早水リサさんの落ち着いた朗読は、リーダーシップという抽象的なテーマを具体的にイメージしながら聴き進めるのに適しています。
Audibleの聴き放題プランは月額1,500円(税込)で、本書以外にも20万冊以上のオーディオブックが聴き放題です。初めてAudibleを利用する方は、30日間の無料体験で本作を含む聴き放題作品を試すことができます。
関連書籍・あわせて聴きたい作品
『採用基準』でリーダーシップに興味を持った方には、以下の作品もおすすめです。
リーダーシップと自己マネジメントをさらに深く学びたい方には、すぐれたリーダーほど自分にやさしいがおすすめです。リーダーに必要なセルフコンパッションの考え方を学べる一冊で、本書で述べられているリーダーシップの実践において、自分自身をどうケアするかというヒントが得られます。
組織における意思決定の難しさに興味がある方には、NOISE 下: 組織はなぜ判断を誤るのか?もおすすめです。組織の判断にはなぜバラつきが生じるのかを分析した作品で、リーダーとして「決める」というタスクを担う際の参考になります。
論理的思考力をさらに鍛えたい方には、メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問がおすすめです。本書で「地頭より大切なもの」として紹介されているリーダーシップと、論理的思考力の両方を磨くことで、より高い次元でのビジネススキルが身につきます。
よくある質問(FAQ)
『採用基準』の「地頭より論理的思考力より大切なもの」とは何ですか?
「リーダーシップ」です。著者はマッキンゼーの採用において、地頭や論理的思考力以上にリーダーシップを重視していたと明かしています。リーダーシップとは、役職に関係なく誰もが発揮すべきスキルであり、本書ではその具体的な内容と身につけ方が解説されています。
本書はマッキンゼーを目指す人だけの本ですか?
いいえ、むしろマッキンゼー志望者以外にこそ読んでほしい一冊です。本書の主題は「リーダーシップ」であり、あらゆる業種・職種で活かせる普遍的な内容となっています。就活生から経営者まで、幅広い読者層に支持されています。
Audibleで『採用基準』は聴き放題対象ですか?
はい、Audible会員プランの聴き放題対象作品です。月額1,500円(税込)の会員であれば、追加料金なしで聴くことができます。
オーディオブックの再生時間はどのくらいですか?
7時間15分です。通勤や家事などの「ながら聴き」で約1週間程度で聴き終えられるボリュームです。倍速再生を使えばさらに短時間で聴くことも可能です。
ナレーターは誰ですか?聴きやすいですか?
声優の早水リサさんです。『ごくせん』の山口久美子役などで知られ、低音の落ち着いた声質が特徴です。ビジネス書の朗読として知的で説得力のある語り口と評価されています。
リーダーがなすべき4つのタスクとは?
「目標を掲げる」「先頭を走る」「決める」「伝える」の4つです。これらは抽象的な理念ではなく、実例を交えながら具体的に説明されており、すぐに実践できる形で整理されています。
著者の伊賀泰代さんは「ちきりん」さんと同一人物ですか?
ネット上で噂になったことがありますが、公式には明言されていません。両者とも否定も肯定もしていない状況です。
Audibleの30日間無料体験で聴けますか?
はい、初めてAudibleを利用する方は30日間の無料体験に登録でき、その期間中に本作を聴くことができます。無料体験中に解約すれば料金は発生しません。
audiobook.jpでも聴けますか?
はい、audiobook.jpでも配信されています。ただし、ナレーターが吉川雅子さんで、再生時間も5時間38分40秒とAudible版(7時間15分)より短くなっています。好みに応じて選択できます。
何度も聴き返す価値がある本ですか?
はい、多くのレビューで「何度聴いても新しい気づきがある」と評価されています。リーダーシップという普遍的なテーマを扱っており、自分のキャリアステージが変わるたびに新たな発見があるでしょう。
まとめ:『採用基準』で学ぶリーダーシップの本質
『採用基準――地頭より論理的思考力より大切なもの』は、マッキンゼーの採用マネージャーを12年務めた伊賀泰代氏が、採用において本当に重視される「リーダーシップ」の本質を解き明かした一冊です。リーダーの4つのタスク「目標を掲げる」「先頭を走る」「決める」「伝える」、そしてマッキンゼー流の基本動作は、明日からすぐに実践できる具体的な内容となっています。
本書の最も希望に満ちたメッセージは、リーダーシップが特別な才能ではなく、誰もが後天的に学べるスキルであるという点です。役職や年齢に関係なく、すべてのビジネスパーソンが身につけるべき能力として提示されています。
Audible版は聴き放題対象で、7時間15分の再生時間は通勤や家事の合間に約1週間で聴き終えられるボリュームです。早水リサさんの落ち着いたナレーションで、リーダーシップという抽象的なテーマを具体的にイメージしながら学ぶことができます。30日間の無料体験を活用して、ぜひ本作を聴いてみてください。








