チャールズ・エリス著『敗者のゲーム[原著第8版]』は、Audible(オーディブル)で配信されています。ただし聴き放題対象外のため、単品購入が必要です。再生時間は7時間26分、ナレーターは奥井英次が担当しています。
結論:『敗者のゲーム[原著第8版]』のAudible配信状況
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| Audible配信 | あり(オーディオブック版が存在) |
| 聴き放題対象 | 対象外(単品購入が必要) |
| 再生時間 | 7時間26分 |
| ナレーター | 奥井英次 |
| Audible配信日 | 2022年11月4日 |
| 非会員価格 | 3,000円 |
| 会員価格(30%OFF) | 2,100円 |
| 単行本定価 | 2,200円(税込) |
| Kindle版 | 1,980円(税込・価格変動あり) |
『敗者のゲーム[原著第8版]』はAudibleで聴けますが、聴き放題対象ではありません。Audible会員に登録すれば30%OFFの2,100円で購入できるため、単行本(2,200円)よりもわずかにお得です。会員登録には初回30日間の無料体験があり、月額1,500円(税込)で利用できます。
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『敗者のゲーム[原著第8版]』の作品情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 書名 | 敗者のゲーム[原著第8版] |
| 原題 | Winning the Loser’s Game: Timeless Strategies for Successful Investing, Eighth Edition |
| 著者 | チャールズ・エリス(Charles D. Ellis) |
| 訳者 | 鹿毛雄二、鹿毛房子 |
| 出版社 | 日本経済新聞出版(日経BP) |
| 発売日 | 2022年1月7日 |
| ページ数 | 296ページ |
| ジャンル | 投資・資産運用 |
| ISBN | 978-4-532-35911-9 |
| Amazon評価 | 4.3 / 5.0(約1,540件のレビュー) |
著者のチャールズ・エリスは1937年生まれ。イェール大学卒業後、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを最優秀で取得し、ニューヨーク大学でPh.D.を取得しています。1972年にグリニッジ・アソシエイツを設立し、2001年まで代表パートナーを務めました。米国公認証券アナリスト協会会長、バンガード取締役、イェール大学財団基金投資委員会委員長など、投資業界の最前線で活躍してきた人物です。
『敗者のゲーム[原著第8版]』の概要と内容
『敗者のゲーム』は、個人投資家がなぜ市場平均に勝てないのかを明快に解き明かし、インデックス投資の優位性を説いた投資哲学の古典です。初版は1985年に刊行され、以来40年にわたって版を重ね、世界中の投資家に読み継がれてきました。第8版では、2020年のコロナショックへの対応や行動経済学に関する章が追加され、最新のデータに基づいて全面的にリニューアルされています。
本書のタイトルにある「敗者のゲーム」とは、テニスの例えに由来します。プロテニスの試合は、ウィニングショットを決める「勝者のゲーム」です。一方、アマチュアのテニスでは、自らの華麗なプレーではなく、相手のミスによって勝敗が決まります。これが「敗者のゲーム」です。エリスは、現代の株式市場がまさにこの「敗者のゲーム」と同じ構造にあると指摘します。市場参加者の大多数がプロフェッショナルである今、個別銘柄の選定やタイミング投資で市場に勝つことは極めて困難になっています。そこでエリスが提唱するのが、余計な売買を避け、インデックスファンドを通じて市場全体に投資する「パッシブ運用」です。
特に印象的なのは「稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせなければならない」という一節です。株式市場において、年間リターンの大部分はわずか数日の急騰日に集中しており、その「稲妻が輝く瞬間」を逃すとリターンが大幅に低下してしまいます。タイミングを読んで売買するのではなく、市場に居続けることが最善の戦略であるという本書の核心を、この言葉が端的に表しています。
『敗者のゲーム[原著第8版]』の見どころ・魅力
投資の「本質」を突いたシンプルな哲学
本書の最大の魅力は、投資で勝つための複雑なテクニックではなく、「負けないための原則」をシンプルに提示している点です。市場を打ち負かそうとするのではなく、自らのミスを減らし、長期的な投資計画を忠実に守る。この一貫したメッセージが、初心者からベテランまで幅広い投資家に支持されています。
データに裏打ちされた説得力
エリスは数十年にわたる市場データを用いて、アクティブ運用のファンドの大多数がインデックスに長期的には勝てないという事実を示しています。感情や直感に頼らず、客観的なデータで議論を組み立てる姿勢は、ビジネスパーソンにとっても非常に参考になります。第8版ではコロナショック前後のデータも反映されており、最新の市場環境に即した分析が加わりました。
新NISAと相性抜群のインデックス投資入門書
日本では2024年に新NISAが始まり、インデックス投資への関心が急速に高まっています。本書で説かれている「低コストのインデックスファンドに長期投資する」という原則は、新NISAのつみたて投資枠の活用方針とそのまま重なります。新NISAを始めたものの「なぜインデックス投資がよいのか」を腹落ちさせたい方にとって、まさに理論的な土台を提供してくれる一冊です。
第8版で追加された重要トピック
第8版では、第7版から大幅に内容が刷新されています。コロナショックによる暴落と急回復のエピソード、行動経済学の知見(投資家の心理バイアスがいかに判断を歪めるか)、そしてリバランスやアセットアロケーションに関する最新の考え方が追加されました。これにより、市場環境が大きく変化した後でも通用する「不変の原則」としての説得力がさらに増しています。
『敗者のゲーム[原著第8版]』の口コミ・評判
高評価の声
Amazonでは5つ星中4.3(約1,540件のレビュー)と高い評価を獲得しています。SNSや書評サイトでも「インデックス投資家のバイブル」という声が多数見られ、「40代で4,000万円を達成できたのは、この本を何度も読んでNISAでコツコツ積み立てたから」という実体験に基づく投稿や、「これからインデックス投資を始める人が読むべき本の筆頭」として推薦する声が目立ちます。丸善ジュンク堂の投資本ランキングでは発売から3年以上経過しても上位にランクインし続けており、2025年の日経の本売上ランキングでも5位に入るなど、長く読まれ続けている名著であることがうかがえます。
気になる点・ネガティブな声
一方で、「アメリカの金融制度や市場を前提にしているため、日本の投資環境にそのまま当てはめにくい」という指摘もあります。米国の401(k)や税制を前提とした記述が多い部分は、日本在住の読者にとってやや読み替えが必要です。また、読書メーターでは「投資を始める心構えとしては良書だが、アメリカ市場の専門的な話題が多く、初心者には理解が難しい箇所がある」というレビューも見られます。ただし、これらの声はごく少数であり、全体としては圧倒的に好意的な評価が大勢を占めています。
こんな人におすすめ
『敗者のゲーム[原著第8版]』は、以下のような方に特におすすめできます。
まず、新NISAを始めたばかりで「なぜインデックス投資が有効なのか」を理論的に理解したい方。本書を読めば、短期売買やアクティブファンドに手を出す前に、市場の構造的な仕組みを深く理解できます。次に、投資経験はあるが暴落時に不安になり売却してしまった経験がある方。「稲妻が輝く瞬間に市場にいなければならない」というメッセージは、暴落局面で投資を続ける精神的な支えになります。さらに、仕事が忙しく投資に時間をかけられないビジネスパーソンにもぴったりです。本書の結論は「余計なことをしない」ことこそが最良の戦略であり、日々の値動きに振り回されない投資スタイルを後押ししてくれます。
『敗者のゲーム[原著第8版]』をAudibleで聴くメリット
本書は再生時間7時間26分で、通勤の往復が1時間程度であれば約1週間で聴き終えられるボリュームです。投資哲学を繰り返し「聴く」ことで、暴落局面でも冷静さを保つためのマインドセットが自然に定着していきます。紙の本で読むのとは異なり、ウォーキングや家事、運転中など「ながら聴き」ができるため、多忙なビジネスパーソンでもスキマ時間を活用して知識をインプットできます。
ナレーターの奥井英次による落ち着いた朗読は、投資や経済に関する専門的な内容を聴きやすく伝えてくれます。また、Audible版には付属資料・PDFが含まれており、書籍内の図表やデータを確認しながら聴くことも可能です。聴き放題対象外ではあるものの、Audible会員であれば30%OFFの2,100円で購入でき、一度購入すればライブラリに永続的に残るため、暴落局面のたびに聴き直す「お守り」としても活用できます。
関連作品・あわせて読みたい書籍
『敗者のゲーム』をきっかけにインデックス投資への理解を深めたい方には、ジョン・C・ボーグル著『インデックス投資は勝者のゲーム』もおすすめです。バンガード・グループの創設者であるボーグルが、インデックスファンドの生みの親として、なぜ低コストのインデックス投資が最善の選択なのかをさらに掘り下げています。この本もAudibleで配信されており、詳しくは『インデックス投資は勝者のゲーム』はAudibleで聴ける?【再生時間・内容・向いている人】をご覧ください。
また、投資だけでなく日々の習慣形成にも興味がある方は、ジェームズ・クリアー著『Atomic Habits(ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣)』も相性の良い一冊です。「小さな習慣の積み重ねが大きな成果を生む」というメッセージは、コツコツ積み立てるインデックス投資のマインドとも通じるものがあります。Audibleでの配信状況はこちらの記事で詳しく解説しています。
よくある質問(FAQ)
『敗者のゲーム[原著第8版]』はAudible聴き放題で聴けますか?
聴き放題対象外です。Audible会員であれば30%OFFの2,100円で単品購入できます。非会員の場合は3,000円です。
Audible版の再生時間はどのくらいですか?
7時間26分です。通勤やウォーキングの時間を活用すれば、1週間程度で聴き終えられるボリュームです。1.5倍速で再生すれば約5時間で聴き終わることもできます。
第7版と第8版の違いは何ですか?
第8版では、2020年のコロナショックへの対応が追加され、行動経済学の知見(投資家の心理バイアスに関する章)が新たに盛り込まれています。また、各章のデータが最新のものに更新されており、過去数十年間のインデックス投資の有効性がより強固なデータで裏付けられています。
投資初心者でも理解できますか?
基本的には投資初心者にもおすすめの一冊です。ただし、アメリカの金融制度(401(k)等)を前提とした記述が一部あるため、日本のNISAやiDeCoとの違いについては別途調べる必要があります。本書の核心である「インデックスファンドに長期投資する」というメッセージ自体は、投資経験がなくても十分に理解できる内容です。
『敗者のゲーム』と『ウォール街のランダム・ウォーカー』はどちらを先に読むべきですか?
どちらもインデックス投資の名著ですが、『敗者のゲーム』のほうがページ数が少なく(296ページ)、主張がコンパクトにまとまっています。一方、『ウォール街のランダム・ウォーカー』はより網羅的で学術的な内容を含みます。まず『敗者のゲーム』でインデックス投資の核心を押さえ、その後『ウォール街のランダム・ウォーカー』で知識を広げるという順番がおすすめです。
Audible会員にならずに購入できますか?
はい、Audible会員でなくても3,000円で単品購入できます。ただし、会員になれば30%OFFの2,100円で購入でき、初回30日間は無料で体験できるため、まず無料体験に登録してから購入するほうがお得です。
まとめ
『敗者のゲーム[原著第8版]』は、インデックス投資の理論的根拠をシンプルかつ説得力をもって解説した、投資家必読の名著です。Audibleでは聴き放題対象外ですが、会員価格2,100円で購入でき、7時間26分という再生時間は通勤や運動中のインプットに最適なボリュームです。新NISAの普及によりインデックス投資への関心がかつてないほど高まっている今こそ、「稲妻が輝く瞬間に市場にいること」の重要性を説く本書を耳から学んでみてはいかがでしょうか。





