『ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則』はAudibleで配信されていますが、聴き放題の対象外です。プレミアムプラン会員であれば通常価格の30%OFFで単品購入が可能です。本記事では、お得な入手方法から本書の核心概念、リアルな口コミまで詳しく解説します。
結論:Audible聴き放題は「対象外」|単品購入のみ
2026年2月16日時点で、『ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則』のAudible版は聴き放題対象外です。Audibleプレミアムプラン会員であれば非会員価格から30%OFFで購入できます。ナレーターは井門宗之氏が務め、再生時間は約11時間18分。通勤や移動時間を活用して、ジム・コリンズの名著をじっくり「聴く」ことができます。
なお、Audibleには初回30日間の無料体験があります。月額1,500円(税込)のプレミアムプランに加入すると、12万冊以上の聴き放題タイトルを楽しめるだけでなく、聴き放題対象外の本書のような作品も会員価格で購入できます。まずは無料体験で使い勝手を試してみるのがおすすめです。
作品情報
| 書名 | ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則 |
|---|---|
| 原題 | Good to Great: Why Some Companies Make the Leap… and Others Don’t |
| 著者 | ジム・コリンズ(James C. Collins) |
| 翻訳 | 山岡洋一 |
| 解説 | 野中郁次郎 |
| 出版社 | 日経BP |
| 発売日 | 2001年12月18日(単行本) |
| ページ数 | 360ページ |
| ジャンル | ビジネス書 / 経営書 / リーダーシップ |
| Audibleナレーター | 井門宗之 |
| Audible再生時間 | 約11時間18分 |
| Audible聴き放題 | 対象外(会員は30%OFFで単品購入可) |
| 単行本価格 | 2,420円(税込) |
| Kindle価格 | 2,420円(税込) |
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本書の概要:「良好は偉大の敵」を証明した経営書の金字塔
『ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則』は、ジム・コリンズが率いる研究チームが5年の歳月をかけ、「良い企業(Good)」が「偉大な企業(Great)」へと飛躍するために何が必要なのかを解明したビジネス書の名著です。原題の「Good to Great」が示すとおり、本書のテーマは「そこそこ良い状態に満足してしまうことこそが、偉大さへの最大の障壁である」という逆説的な問いにあります。
調査対象となったのは、株式運用実績で市場平均を15年以上にわたって大幅に上回った飛躍企業11社。これらをそれぞれの比較対象企業と徹底的に比べることで、飛躍を生み出した共通の法則を抽出しています。研究手法は極めて実証的で、思い込みやカリスマ経営者の成功物語ではなく、膨大なデータに裏打ちされた結論だけを提示する点が本書の最大の特徴です。
2001年の刊行以来、世界で400万部以上を売り上げ、経営書・ビジネス書の名著として20年以上にわたり読み継がれています。日本でも経営者やコンサルタント、MBA受験者をはじめ幅広いビジネスパーソンに支持されている一冊です。
見どころ・魅力ポイント:飛躍を生む6つの核心概念
本書の骨格をなす主要概念を理解しておくと、読書体験が格段に深まります。以下に核心となる6つの概念を解説します。
第五水準のリーダーシップ——謙虚さと不屈の精神の共存
飛躍企業のトップに共通していたのは、派手なカリスマ性ではなく、「個人としての謙虚さ」と「職業人としての不屈の精神」という一見矛盾する資質を併せ持つ「第五水準(第5水準)のリーダー」でした。成功は窓の外に要因を求め、失敗は鏡に向かって自分の責任とする。このリーダー像は、多くの読者が抱く「名経営者=カリスマ」という先入観を根底から覆します。
「誰をバスに乗せるか」——最初に人を選び、その後に目標を決める
飛躍企業は「何をするか」よりも先に「誰と一緒に働くか」を決めていました。適切な人材をバスに乗せ、不適切な人材をバスから降ろし、適切な人材を適切な座席に座らせる。この順序こそが飛躍の出発点であるという発見は、採用や組織づくりに関わるすべてのビジネスパーソンにとって示唆に富みます。
ストックデールの逆説——厳しい現実を直視しながら最後には必ず勝つと信じる
ベトナム戦争で7年以上もの捕虜生活を生き抜いたジェームズ・ストックデール将軍の名を冠したこの概念は、「最後には必ず勝てるという確信」と「目の前の厳しい現実を直視する規律」の両立を説いています。楽観主義者でもなく悲観主義者でもない、この絶妙なバランス感覚が、飛躍企業が困難を乗り越えた秘訣でした。
針鼠の概念(ハリネズミの概念)——3つの円の重なりに集中する
「世界一になれる分野」「情熱を持てる分野」「経済的原動力になる分野」という3つの円が重なる領域を見極め、そこに経営資源を集中させるのが「針鼠の概念」です。狐のように多くの戦略を持つよりも、針鼠のように「たった一つの大事なこと」を深く理解する方が飛躍につながるという洞察は、個人のキャリア戦略にも応用できます。
規律の文化——規律ある人材が規律ある考えと行動を生む
飛躍企業に共通していたのは、官僚的な管理体制ではなく「規律の文化」でした。規律ある人材を採用すれば、過度な管理は不要になる。規律ある考えに基づいて、規律ある行動をとる。自由と責任の枠組みの中で、一人ひとりが自律的に動く組織文化こそが、持続的な偉大さの源泉です。
弾み車の法則——飛躍は一夜にして起こらない
巨大で重い弾み車を一方向に押し続ける。最初はほとんど動かないが、やがて勢いがつき、ある時点で自律的に回り始める。飛躍企業の変革は、劇的な一撃ではなく、この弾み車のような地道な蓄積の結果だったのです。外部からは「突然の大成功」に見えるものの実態は、一貫した努力の積み重ねであるという発見は、即効性ばかりを求めがちな現代への警鐘でもあります。
口コミ・評判:読者のリアルな声
高評価の口コミ
本書に対する評価は総じて非常に高く、ビジネス書の中でも「名著中の名著」という評価が目立ちます。SNSやレビューサイトを横断して特に多かったのは以下のような声です。
就活や転職を控えたビジネスパーソンからは、「この本を読んでから就活すると、見える景色が変わる。会社を見る目も変わるし、面接での話し方も変わる」という実用面での効果を強調する声がありました。経営者やリーダー層からは「”そこそこ良い”にとどまることの危険性が個人レベルでも刺さる」という自己啓発的な読み方をした感想が多く見られます。
また、経営コンサルタント系のアカウントからは「ビジョナリーシリーズの中でベスト。第5水準の経営者が偉大な企業を生み出す」と、シリーズ最高傑作として推すコメントが複数確認できました。ストックデールの逆説を「最後には必ず勝つという自信と信念をもつ。非現実的な夢ではなく厳しい現実を直視する」と引用し、座右の銘として活用している読者も少なくありません。
批判的な口コミ・注意点
一方で、知っておくべき批判的な視点もあります。最も多いのは「飛躍企業11社のその後」に関する指摘です。本書で偉大な企業として取り上げられたファニーメイは2008年に経営破綻し、ウェルズ・ファーゴも大規模な不正口座問題を起こしました。このことから「調査結果の賞味期限」を疑問視する声は一定数あります。
ただし、この点についてはジム・コリンズ自身がシリーズ後続作『ビジョナリー・カンパニー③ 衰退の五段階』で企業が偉大さを失うプロセスを分析しており、シリーズ全体で読むことでより立体的な理解が得られるという見方もあります。本書単独の主張をうのみにするのではなく、飛躍の「原則」として批判的に読む姿勢が大切でしょう。
こんな人におすすめ
本書は幅広い読者層に支持されていますが、特に次のような方には強くおすすめできます。
まず、経営者や管理職として「良い組織」を「偉大な組織」に変えたいと考えている方です。第五水準のリーダーシップや「誰をバスに乗せるか」の概念は、明日からの採用・人事戦略に直結する実践的な示唆を与えてくれます。
次に、就職・転職活動中のビジネスパーソンです。企業を見る目が変わるという読者の声が示すように、本書の枠組みを知っておくと、組織の本質的な強さや文化を見抜く力が養われます。
さらに、個人のキャリア戦略を見直したい方にも有益です。針鼠の概念は「自分が世界一になれること」「情熱を持てること」「経済的に成り立つこと」の重なりを探すフレームワークとしてそのまま個人に転用できます。「良好は偉大の敵」というメッセージは、現状にそこそこ満足しつつも、どこか物足りなさを感じているすべての人に響くはずです。
Audibleで聴くメリット
360ページ・約11時間18分というボリュームの本書は、まとまった読書時間の確保が難しいビジネスパーソンにとって、オーディオブックとの相性が抜群です。通勤電車やランニング中など「耳が空いている時間」を使えば、1〜2週間で無理なく聴き終えることができます。
また、本書のように概念同士が有機的につながっている経営書は、音声で繰り返し聴くことで理解が深まりやすいという利点もあります。紙の本で一度読んだ方が復習として音声版を併用するのも効果的な使い方です。ナレーターの井門宗之氏による落ち着いた朗読は、長時間のリスニングでも聴き疲れしにくいと好評です。
なお、本書は聴き放題対象外のため単品購入が必要ですが、Audibleプレミアムプラン会員であれば30%OFFで購入できます。Audibleの初回30日間無料体験に登録すれば、まずは聴き放題対象の12万冊以上の中から気になるタイトルを試し、使い勝手を確認したうえで本書の購入を検討できます。
関連作品・シリーズ情報
ビジョナリー・カンパニーシリーズは全5巻で構成されており、それぞれ独立して読めますが、シリーズを通して読むことでより深い理解が得られます。
シリーズの原点である『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』は「偉大な企業が偉大であり続ける理由」を、本書(②飛躍の法則)は「良い企業が偉大な企業になる法則」を扱っています。シリーズ1作目のAudible配信状況が気になる方は、こちらの記事で詳しく解説しています。続編の『ビジョナリー・カンパニー③ 衰退の五段階』では偉大さを失うプロセスを分析し、最新作の『ビジョナリー・カンパニーZERO』はスタートアップや中小企業のリーダー向けに原則を再編成しています。
また、ビジョナリー・カンパニーシリーズ全体のAudible配信状況やお得な聴き方については、ビジョナリー・カンパニーはAudibleで聴ける?配信状況・全巻情報・お得な聴き方を徹底解説にまとめていますので、あわせてご覧ください。
本書と同じく経営・リーダーシップ分野の名著として、野中郁次郎氏が解説を手がけた作品に興味がある方は、『ワイズカンパニー』のAudible配信情報もチェックしてみてください。さらに、テクノロジーと経営の未来を考えたい方には『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』のAudible情報や、資本主義の行方を問う『ビジネスの未来』のAudible配信情報もおすすめです。
よくある質問(FAQ)
『ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則』はAudible聴き放題で聴けますか?
2026年2月16日現在、聴き放題の対象外です。Audibleプレミアムプラン会員であれば非会員価格の30%OFFで単品購入が可能です。
Audible版の再生時間はどのくらいですか?
約11時間18分です。通勤時間が片道30分の方であれば、約2週間程度で聴き終えることができます。倍速再生を使えばさらに短縮できます。
本書はビジョナリー・カンパニーシリーズの何巻目ですか?全巻読む必要がありますか?
シリーズ2巻目にあたりますが、各巻は独立した研究に基づいているため、本書だけでも十分に理解できます。実際、シリーズの中で最も評価が高く、最初の一冊としておすすめされることが多い作品です。
飛躍企業11社のその後が問題になっていると聞きましたが、読む価値はありますか?
確かにファニーメイの経営破綻やウェルズ・ファーゴの不正など、一部の企業はその後偉大さを失いました。しかし本書の価値は「特定の企業を推奨すること」ではなく、「飛躍を生む普遍的な原則」を抽出した点にあります。個別事例の結末に一喜一憂するよりも、原則そのものを批判的に吟味しながら読むことで、十分な学びが得られます。
Audible版と紙の本・Kindle版、どれがおすすめですか?
初めて読む方で、まとまった読書時間が取りにくい方にはAudible版がおすすめです。音声で全体像を掴んだうえで、気になった概念を紙やKindleで読み返すという併用スタイルも効果的です。単行本・Kindle版はいずれも2,420円(税込)、Audible版は会員なら30%OFFで購入できます。
Audibleの無料体験で本書を聴けますか?
Audibleの初回30日間無料体験に登録すると会員資格が得られるため、本書を30%OFFの会員価格で購入できます。ただし聴き放題対象外のため、無料体験期間中であっても別途購入が必要です。無料体験中は聴き放題の12万冊以上が追加料金なしで楽しめますので、まずはそちらで使い勝手を確認してみてください。
まとめ
『ビジョナリー・カンパニー② 飛躍の法則』は、「良好は偉大の敵」という強烈なメッセージとともに、第五水準のリーダーシップ、誰をバスに乗せるか、針鼠の概念、ストックデールの逆説、規律の文化、弾み車の法則という6つの核心概念を通じて、飛躍の条件を体系的に解き明かした経営書の金字塔です。
Audible版は聴き放題対象外ではあるものの、約11時間18分の音声でこの名著を「聴く」ことができ、忙しいビジネスパーソンにとって大きな価値があります。まずはAudibleの30日間無料体験で聴き放題タイトルを試しつつ、会員価格で本書を手に入れてみてはいかがでしょうか。




