安藤広大氏の『リーダーの仮面 ーー 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法』は、Audible(オーディブル)の聴き放題対象作品です。月額1,500円(税込)のプレミアムプランに加入すれば、追加料金なしで全編を聴くことができます。初回30日間は無料体験が可能なので、実質0円で本書のオーディオブック版を試せます。
結論:『リーダーの仮面』はAudible聴き放題の対象
本書『リーダーの仮面』は、2026年2月現在、Audibleプレミアムプランの聴き放題対象作品として配信されています。ナレーターは近藤浩徳氏で、再生時間は4時間43分。通勤の往復で聴き切れるボリュームです。以前は聴き放題対象外の時期もありましたが、現在は追加料金なしで何度でも繰り返し聴けるようになっています。
識学シリーズ3部作のうち、Audible聴き放題対象となっているのは本書『リーダーの仮面』のみです。続編の『数値化の鬼』『とにかく仕組み化』は有料での単品購入が必要となります。まずは本書から識学メソッドの全体像をつかむのが効率的です。
作品情報
| タイトル | リーダーの仮面 ーー 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法 |
|---|---|
| 著者 | 安藤 広大(あんどう・こうだい) |
| 出版社 | ダイヤモンド社 |
| 発売日 | 2020年11月25日 |
| ページ数 | 288ページ |
| ジャンル | ビジネス書(マネジメント・リーダーシップ・組織論) |
| 累計発行部数 | シリーズ累計178万部超(2025年12月時点) |
| Audible配信日 | 2021年5月21日 |
| 再生時間 | 4時間43分 |
| ナレーター | 近藤 浩徳 |
| Audible対象状況 | 聴き放題対象(プレミアムプラン) |
| 書籍定価 | 1,870円(税込) |
| Kindle版 | 1,683円(税込) |
※Audibleの配信状況は変更される場合があります。最新情報はAmazonにてご確認ください。
『リーダーの仮面』とは?本書の概要
『リーダーの仮面』は、組織コンサルティング会社・識学の代表取締役社長である安藤広大氏が、初めてリーダーになった人や中間管理職に向けて書いたマネジメントの指南書です。2020年11月の発売以来、異例のロングセラーとなり、単独で74万部を超える重版を重ねています(2025年10月時点で26刷)。シリーズ累計では178万部を突破しており、ビジネス書としては近年最大級のヒット作です。
本書のメッセージは明快です。リーダーは「いい人」であろうとする必要はなく、「仮面」をかぶるべきだというものです。ここでいう「仮面」とは、個人的な感情や自我を横に置き、組織と部下の成長のために徹底してルールに基づいた行動をとることを指します。友達のような関係ではなく、あくまで上司と部下という「位置」を明確にすることで、結果として部下が自ら成長し、チーム全体の成果が最大化される——これが識学メソッドの核心です。
本書が提示するのは、リーダーが身につけるべき「5つの思考法」です。「ルール」「位置」「利益」「結果」「成長」の5つのポイントにフォーカスし、それぞれについて具体的な行動指針が示されています。4,500社以上に導入されてきた識学の知見が凝縮されており、読んだ翌日から実践に移せる即効性の高い内容が特徴です。
本書の見どころ・5つの思考法を解説
「ルール」の思考法——曖昧さを排除する
多くの職場トラブルは「ルールの曖昧さ」から生まれると本書は指摘します。「空気を読んで動いてほしい」「言わなくてもわかるだろう」という期待は、リーダーの怠慢にすぎません。具体的で明確なルールを設けることで、部下は迷わず行動でき、精神的な安全を得られます。安藤氏はこれを「信号のある交差点」にたとえます。ルールが明確であれば、安心して横断でき、違反した場合の指摘もパワハラにはなりえないのです。
「位置」の思考法——上司と部下の距離を正しくとる
リーダーは部下と「仲良く」なるのではなく、適切な距離を保つ必要があります。部下からの評価を気にして「いい人」を演じるリーダーは、結果的に組織を弱体化させます。本書では、上司は「未来」を見る存在であり、部下は「今」に集中する存在であるという役割分担を明確にすべきだと説きます。この「位置」の意識が、組織に適切な緊張感と信頼関係をもたらします。
「利益」の思考法——組織の利益を最優先する
リーダーが追求すべきは「組織全体の利益」であり、個人の感情的な満足ではありません。部下が「楽しく働けること」と「成果が出ること」は必ずしもイコールではなく、むしろ短期的な居心地の良さを追求することが長期的な成長を阻害するケースが少なくありません。本書では、リーダーは部下の「今の満足」より「未来の市場価値向上」を優先すべきだと述べています。
「結果」の思考法——プロセスより結果で評価する
評価は「プロセス」ではなく「結果」で行うべきだという考え方です。「頑張っている」「遅くまで残っている」といったプロセスを褒めるのは、一見優しいようでいて、部下の成長を止める行為になりかねません。明確な数値目標を設定し、その達成度合いで客観的に評価する。この仕組みがあるからこそ、部下は自分で考え、創意工夫する余地が生まれるのです。
「成長」の思考法——部下の自己成長を信じて待つ
本書の最後のテーマは「成長」です。リーダーの役割は、部下が自分自身で壁を乗り越える環境をつくることであり、手取り足取り教えることではありません。適切なルールと評価の仕組みのなかで、部下自身が試行錯誤を繰り返し、成長していく。その成長の実感こそが、最も強い「モチベーション」になるというのが本書の結論です。
口コミ・評判まとめ
高評価の声
本書は発売から5年以上が経過した今もなお、多くのビジネスパーソンから支持されています。Audible版のレビューでは「転職して部下を持つようになり、リーダーシップについて考えていたところ、首肯する内容のオンパレードだった。早速実践している」という実践報告や、「部下の成長を第一に考えるという当たり前のことに気づかされた。繰り返し聴いている」という声が寄せられています。
X(旧Twitter)でも「うちは識学の考え方をインストールしている会社なので、スタッフには『リーダーの仮面』を読んでもらっている」と社内共通言語として活用する企業事例や、自発的に図解まとめを作成するほどの熱量を持つ読者が見受けられます。「中間管理職の必読書」「今年出会えて良かった1冊」といった評価が根強く続いている点は、本書の実用性を裏付けるものです。
批判的・慎重な声
一方で、本書の内容に対しては「ドライすぎる」「パワハラ的に感じる」という慎重な意見も存在します。ブックオフのレビューでは「実践的な範囲では首肯できる部分が多いが、通底する理念がパワハラ的であるため、ある程度割り引いて読む必要がある」という声がありました。Audible版でも「共感できるところだけ実践すればいい。全て実践する気は起きない」という率直なコメントが見られます。
ただし、本書が繰り返し強調しているのは「ルールに基づいた指導はパワハラにはなりえない」という点です。信号を無視した人に「赤信号ですよ」と指摘することがパワハラにならないように、事前に合意されたルールの違反を指摘する行為は正当なマネジメントだという主張です。本書の内容をそのまま機械的に適用するのではなく、自社の文化や部下の状況に合わせてカスタマイズしながら取り入れるのが賢い読み方と言えるでしょう。
こんな人におすすめ
本書は特に「初めてリーダーや管理職になった人」に最も響く内容です。プレーヤーとして優秀だった人が、マネジャーに昇進した途端に壁にぶつかるケースは非常に多く、そうした転換期に必要な「頭の切り替え」を具体的に教えてくれます。
また、部下との距離感に悩んでいる中間管理職や、「優しくしているのにチームの成果が上がらない」と感じているリーダーにとっても、目からウロコの気づきが得られるはずです。加えて、組織の仕組みづくりに課題を感じている経営者や、マネジメント理論を体系的に学びたいビジネスパーソンにも広く読まれています。
逆に、既にトップダウン型のマネジメントを徹底している方や、自由闊達なフラット組織を理想としている方は、自分のスタイルと照らし合わせながら批判的に読むとより深い学びが得られるでしょう。
Audibleで『リーダーの仮面』を聴くメリット
通勤時間がそのまま学びの時間になる
本書のAudible版は4時間43分。片道30分の通勤なら、約5日で1周できます。ビジネス書は「読んで終わり」になりがちですが、オーディオブックなら通勤中や家事の合間に繰り返し聴くことで、自然と内容が定着します。5つの思考法は反復によってこそ血肉化されるものであり、何度も聴き直せるAudibleとの相性は抜群です。
「聴き放題」なので追加費用がかからない
書籍版は1,870円、Kindle版は1,683円ですが、Audible聴き放題なら月額1,500円(税込)の範囲内で本書を何度でも聴けます。しかも初回30日間は無料体験が利用できるため、無料期間中に聴き終えることも十分に可能です。識学シリーズの第1作を試してみて、気に入れば続編の『数値化の鬼』『とにかく仕組み化』もAudibleで単品購入できます。
ナレーターの朗読で理解が深まる
近藤浩徳氏の落ち着いた語り口は、ビジネス書の内容を耳から自然に吸収するのに適しています。文字で読むと厳しく感じる表現も、プロのナレーションで聴くとスムーズに頭に入ってくるという声もあります。特に「位置」や「ルール」といった概念は、音声で繰り返し聴くことで実際のマネジメント場面をイメージしやすくなります。
識学シリーズの関連作品
安藤広大氏の識学シリーズは、『リーダーの仮面』『数値化の鬼』『とにかく仕組み化』の3部作で構成されています。『数値化の鬼』は個人の成長に焦点をあて、数値で自分を客観視する思考法を解説しています。『とにかく仕組み化』は、人の上に立ち続けるために組織の仕組みをどう設計するかを掘り下げた内容です。3冊を通して読むことで、識学メソッドの全体像がつかめる構成になっています。なお、Audible聴き放題対象は現時点で『リーダーの仮面』のみとなっています。
リーダーシップやチームマネジメントに関心がある方は、『メンバーが勝手に動く最高のチームをつくる プレイングマネジャーの基本』のAudible紹介記事もあわせてご覧ください。プレイングマネジャーとしての実務的なスキルを補完する良書です。
また、リーダーの言語化力を高めたい方には『リーダーの言語化』のAudible紹介記事もおすすめです。「あいまいな思考」を「伝わる言葉」にする技術は、本書の「ルール」の思考法と組み合わせることで大きな効果を発揮します。
思考法をさらに深めたい方は、『メタ思考』のAudible紹介記事も参考になります。物事を一段上の視点から捉えるメタ認知の技術は、マネジャーへの意識転換と相性の良いテーマです。
リーダーシップ論を多角的に学びたい方は、『チームが自然に生まれ変わる 「らしさ」を極めるリーダーシップ』のAudible紹介記事もあわせてチェックしてみてください。識学とは異なるアプローチのリーダーシップ論を比較することで、自分に合ったスタイルが見えてきます。
よくある質問(FAQ)
『リーダーの仮面』はAudibleの聴き放題で聴けますか?
はい、2026年2月現在、Audibleプレミアムプランの聴き放題対象として配信されています。月額1,500円(税込)のプランに加入していれば、追加料金なしで何度でも聴くことが可能です。ただし、聴き放題の対象は随時変更される可能性があるため、最新状況はAudible公式ページでご確認ください。
再生時間はどのくらいですか?
Audible版の再生時間は4時間43分です。1.5倍速で聴けば約3時間、2倍速なら約2時間20分で聴き終えることができます。通勤や移動時間を活用すれば、数日で1周できるボリュームです。
識学シリーズの他の本もAudible聴き放題ですか?
2026年2月時点で、聴き放題対象となっているのは『リーダーの仮面』のみです。続編の『数値化の鬼』と『とにかく仕組み化』はAudibleで配信されていますが、単品購入が必要です。Audible会員であれば会員価格(30%オフ)で購入できます。
この本は「パワハラ的」という評判がありますが、実際はどうですか?
一部にそうした意見があるのは事実です。ただし、本書が推奨しているのは「事前に明確なルールを設定し、そのルールに基づいて客観的に評価する」という仕組みであり、感情的に怒鳴ったり、人格を否定したりすることとは本質的に異なります。本書の5つの思考法すべてをそのまま導入するのではなく、自社や自チームの状況に合わせて取り入れるのが効果的です。
Audibleの無料体験だけで聴き終えることはできますか?
はい、十分に可能です。Audibleの初回30日間無料体験に登録すれば、その期間中に『リーダーの仮面』を聴き放題で楽しめます。4時間43分のボリュームなので、無料期間中に複数回聴くこともできます。無料体験中に解約すれば料金は一切かかりません。
紙の書籍版やKindle版と比べて、オーディオブック版のメリットは?
最大のメリットは「ながら聴き」ができる点です。通勤中、家事の合間、ランニング中など、目と手が使えない場面でもインプットが可能です。また、ビジネス書は1回読んで終わりになりがちですが、オーディオブックなら繰り返し聴くハードルが低く、内容の定着度が格段に上がります。特に本書のような「実践を伴う思考法」は、反復によって理解が深まるため、Audibleとの相性が非常に良い作品です。
まとめ
『リーダーの仮面 ーー 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法』は、シリーズ累計178万部超、発売5年を経てなお重版が続く異例のビジネス書です。識学メソッドに基づく「5つの思考法」は、初めてリーダーになった人から経験豊富なマネジャーまで幅広い層に実践的な指針を与えてくれます。
Audible版は聴き放題対象のため、月額1,500円のプレミアムプランの範囲内で何度でも聴けます。初回30日間の無料体験を利用すれば、コストをかけずに本書の全内容を体験できます。通勤時間を「マネジメント力を磨く時間」に変えてみてはいかがでしょうか。








