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『ザ・スタートアップ――ネット起業!あのバカにやらせてみよう』はAudibleで聴ける?配信状況・口コミ・お得な聴き方まとめ

『ザ・スタートアップ――ネット起業!あのバカにやらせてみよう』はAudibleで配信されていますが、聴き放題対象外のため単品購入が必要です。再生時間は12時間43分、ナレーターは安部憲人氏。紙書籍(2,200円)よりもAudible会員価格でお得に入手できる可能性があります。

目次

『ザ・スタートアップ――ネット起業!あのバカにやらせてみよう』はAudibleで聴ける?【結論】

『ザ・スタートアップ――ネット起業!あのバカにやらせてみよう』は、2024年11月29日よりAudibleで配信が開始されています。ただし、Audible聴き放題の対象作品には含まれていません。Audible会員であれば会員価格で単品購入が可能であり、非会員の定価よりも割安に入手できます。再生時間は12時間43分で、ナレーターは安部憲人氏が担当しています。536ページにおよぶ大著を耳で「読める」のは、忙しいビジネスパーソンにとって大きな利点です。

Audible配信 配信あり(2024年11月29日〜)
聴き放題 対象外(単品購入が必要)
再生時間 12時間43分
ナレーター 安部 憲人

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作品情報

書名 ザ・スタートアップ――ネット起業!あのバカにやらせてみよう
著者 岡本呻也(おかもと・しんや)
出版社 ダイヤモンド社(復刊版)
発売日 2024年5月8日(復刊版)/原著:2000年10月(文藝春秋刊)
ジャンル ノンフィクション/ビジネス・経済/起業家ドキュメンタリー
ページ数 536ページ(四六判・並製)
紙書籍定価 2,200円(税込)
ISBN 978-4-478-11981-5
Audible再生時間 12時間43分
Audibleナレーター 安部 憲人
Audible配信日 2024年11月29日
聴き放題 対象外(単品購入)
Kindle版 販売あり(Kindle Unlimited対象外)

あらすじ・概要――ネット黎明期を駆け抜けた「バカ」たちの群像劇

本書は、日本のインターネットビジネス黎明期にあたる1990年代後半から2000年前後の熱狂を、起業家たちの視点からリアルに描いたノンフィクション・ドキュメンタリーです。原著は2000年に文藝春秋から『ネット起業!あのバカにやらせてみよう』として刊行されましたが、長らく絶版状態にあり、中古市場では高値で取引される「伝説の名著」として語り継がれてきました。

2024年5月、株式会社ANOBAKAの代表取締役・長野泰和氏を発起人としたクラウドファンディングを経て、ダイヤモンド社から『ザ・スタートアップ――ネット起業!あのバカにやらせてみよう』として待望の復刊が実現しました。復刊版には、原著で構成上カットされていたヤフー元社長・小澤隆生氏の「幻の原稿」が復活し、さらに登場するキーパーソンへの現在のインタビューが各章末に追加されています。

物語の中心にいるのは、真田哲弥氏です。1980年代のダイヤルQ2ビジネスから始まり、何度も事業を立ち上げ、何度も失敗し、それでも這い上がり続けた起業家の生き様が全6章にわたって描かれます。Chapter 1「原点はダイヤルQ2にあり」では、ネットワークビジネスの原点ともいえるQ2事業で勝ち抜いた真田氏の「ポータル」というアイデアが、10年後のネットビジネスへの鍵となったことが明かされます。Chapter 2「ビル・ゲイツに睨まれた男」では、先駆的なアイデアを持ちながらも報われなかった板倉雄一郎氏の挑戦と挫折が綴られます。

Chapter 3「ゴールドラッシュの予感」では、アメリカのビジネススクールに学んだ若者たちがシリコンアレーに触発され、日本でのネットビジネスに参入していく過程が描かれ、Chapter 4「誕生 ビットバレー!」では、渋谷を拠点とした日本版シリコンバレーの爆発的な誕生が記録されています。Chapter 5「敗者復活戦としてのiモード」では、NTTドコモのiモードという世界的な革新の裏側で、過去に手痛い失敗を重ねた男たちがサイバードというベンチャーに集結し、起死回生を図る姿が描かれます。そしてChapter 6「もう一人の”あのバカ”」では、27歳の小澤隆生氏が壮大なビジョンを掲げて3億円の出資を獲得するまでの物語が展開されます。

著者の岡本呻也氏は、プレジデント社時代に全国のベンチャー経営者200人を取材した経験を持つジャーナリストで、2016年に脳内出血のため逝去されています。復刊版は、著者亡き後に当時の関係者たちが集結して実現したものであり、本書そのものが「スタートアップ精神の継承」を体現しているといえます。

見どころ・魅力ポイント

何度でも甦る起業家の闘志

本書最大の魅力は、主人公・真田哲弥氏をはじめとする起業家たちが何度も失敗し、何度も復活する姿を徹底的に追ったドキュメンタリーとしての迫力です。ダイヤルQ2事業での成功と規制強化による倒産、1990年代のネットビジネスへの再挑戦、そしてiモードという新天地での起死回生。成功譚だけではなく、銀行の貸し渋り、取引先の裏切り、資金ショートといった生々しい失敗のディテールが描かれているからこそ、読者は胸を揺さぶられます。ビジネス書にありがちな「うまくいった話」だけではなく、泥臭い失敗と再起の繰り返しこそが、本書の圧倒的なリアリティを支えています。

復刊版だけの特別コンテンツ

復刊版で追加された各章末の「解説インタビュー」は、それ自体が一つの読みものとして成立する質の高いコンテンツです。真田哲弥氏(Blocksmith & Co.社長、KLab取締役会長ファウンダー)、板倉雄一郎氏(随筆家・投資家)、夏野剛氏(KADOKAWA社長CEO、ドワンゴ社長CEO)、小澤隆生氏(BoostCapital代表、LINEヤフー顧問、ZOZO取締役)など、当時の「バカ」たちが四半世紀を経た今の視点から当時を振り返っています。さらに、原著では構成上カットされていた小澤隆生氏の「幻の原稿」が復活しており、これは復刊版でしか読めない貴重な記録です。

「ビジネス書」を超えた青春群像劇

本書はビジネス書というよりも、起業という名の「冒険」に挑んだ若者たちの青春群像劇です。復刊発起人の長野泰和氏が「真実は小説より奇なり。破天荒な起業家達のリアルストーリーは、ビジネス書のジャンルを超えている」と評したように、渋谷のビットバレーに集まった若者たちの熱狂、仲間との信頼関係、壮大な夢と挫折が、物語として圧倒的な吸引力を持っています。536ページという大ボリュームにもかかわらず、まるで小説のように一気読みしてしまったという声が多いのも納得です。

令和のスタートアップ環境との対比

2000年前後と現在では、スタートアップを取り巻く環境は劇的に変わっています。当時は「起業」という選択肢すら一般的ではなく、VCの投資額も現在とは比較にならないほど小さなものでした。しかし、「成り上がってやろう」という若者の熱狂と、自らの事業を信じ切る勇気、仲間との信頼関係という本質は、時代を超えて変わりません。本書を読むことで、令和のスタートアップ環境がいかにして作られたのか、その原点を知ることができます。

口コミ・評判

ポジティブな評価

本書は読者から極めて高い評価を受けています。復刊発起人である長野泰和氏(ANOBAKA代表取締役)は「当時学生だった時にこの本に出会い、ネット業界を志した」と語っており、自身のVC名「ANOBAKA」の由来にもなったことを明かしています。実際に、多くの経営者やVCが「キャリアの原点となった一冊」として本書を挙げています。

note上の書評では「イノベーションを起こそうと挑戦している起業家の心情、立ち憚る壁、乗り越える勇姿が生々しく描かれており、人生の熱狂を模索する方にお勧め」という声があり、日経COMEMOでも「いかがわしくあれ!」という見出しで、起業家精神の本質を描いた名著として紹介されています。ある企業の経営者・役員11名による「2024年に読んでよかった本」にも選出されており、復刊後も新たな読者層を獲得していることがわかります。

SNS上でも「読むと間違いなく背中を押されます!起業家必読書!」「波瀾万丈の人生」といった反応が多く見られ、ネガティブな評価はほとんど確認されていません。

注意したいポイント

一方で、本書は2000年前後のネット黎明期を舞台としているため、現在のスタートアップ環境とは前提条件が大きく異なります。具体的なビジネス手法やテクノロジーの解説を期待して読むと、情報としては古いと感じる可能性があります。また、536ページという分量は人によってはハードルに感じるかもしれません。ただし、復刊版のインタビューで当時と現在の橋渡しがなされている点、そしてAudible版であれば12時間43分の「ながら聴き」で消化できる点は、これらの懸念を軽減してくれます。

こんな人におすすめ

本書は、起業を志している方、あるいはスタートアップの世界に関心を持つすべてのビジネスパーソンにおすすめできる一冊です。特に、起業のリアルな失敗談とそこからの再起を知りたい方、日本のインターネットビジネスの歴史を体系的に理解したい方、渋谷のビットバレーやiモードといったキーワードに興味がある方にとっては、得るものが大きいはずです。

また、「ビジネス書は堅苦しくて読み進められない」という方にも強くおすすめします。本書はドキュメンタリー形式で書かれており、まるで小説やノンフィクション映画のように登場人物たちの人間ドラマに引き込まれます。通勤時間や家事の合間にAudibleで聴けば、12時間43分の没入体験を日常に組み込むことができます。

逆に、すぐに使える具体的なビジネスノウハウや最新のスタートアップ手法を求めている方には、本書単体では物足りなく感じるかもしれません。その場合は、本書で起業家マインドの土台を築いたうえで、実務書を併読するのが効果的です。お金の哲学に関心がある方は『サイコロジー・オブ・マネー』のAudible配信情報もあわせてチェックしてみてください。

Audibleで聴くメリット

536ページの大著を「ながら聴き」で完走できる

本書は536ページ、Audibleでは12時間43分というボリュームです。紙の書籍で読み切るにはまとまった時間が必要ですが、Audible版であれば通勤・通学、ジョギング、家事などの時間を活用して「ながら聴き」で完走できます。1.5倍速で再生すれば約8時間30分、2倍速なら約6時間20分で聴き終えることが可能です。忙しいビジネスパーソンにとって、移動時間がそのまま「読書時間」に変わるのは大きなメリットです。

ドキュメンタリーの臨場感が「耳」で際立つ

本書はノンフィクション・ドキュメンタリーであり、登場人物たちの会話や心理描写が豊富に含まれています。ナレーターの安部憲人氏による朗読は、起業家たちの熱量や緊迫感を音声で伝えてくれるため、テキストで読むのとはまた違った没入感が得られます。特に、真田哲弥氏の破天荒なエピソードや、ビットバレーの熱狂的な雰囲気は、耳で聴くことでより鮮明に浮かび上がります。

Audible会員価格で紙書籍よりお得に入手できる可能性

紙書籍の定価は2,200円(税込)です。本作品は聴き放題対象外のため別途購入が必要ですが、Audible会員であれば会員価格が適用されます。Audibleの月額料金は1,500円(税込)で、初回30日間は無料体験が可能です。まだAudibleを利用したことがない方は、無料体験に登録したうえで会員価格で本作品を購入するのが最もお得な方法です。営業スキルを磨きたい方には『かばんはハンカチの上に置きなさい』のAudible情報も参考になります。

紙・Kindle・Audibleの比較

形式 価格(税込) 特徴
紙書籍 2,200円 536ページ。手元に残る。マーカーや付箋で自由に書き込み可能
Kindle版 販売あり(Kindle Unlimited対象外) スマホ・タブレットで読める。検索・ハイライト機能が便利
Audible版 会員価格で単品購入 12時間43分。ながら聴きに最適。再生速度調整で時短も可能

本書のように物語性が強くページ数の多い作品は、Audibleとの相性が抜群です。紙書籍やKindleと併用し、気になった箇所をテキストで確認しながらAudibleで全体を聴き通すという使い方もおすすめです。

関連作品・あわせて読みたい

本書に興味を持った方には、ビジネスやお金に関する以下のAudible作品もおすすめです。起業家マインドと合わせて、経営戦略やマネーリテラシーの知見を深めることで、より実践的な学びが得られます。

経営戦略の視点を強化したい方には、『戦略コンサルのトップ5%だけに見えている世界』のAudible配信情報が参考になります。トップコンサルタントの思考法を耳で学べる一冊です。

「お金」と「人生」の関係を根本から見つめ直したい方には、『DIE WITH ZERO』のAudible情報をおすすめします。起業家マインドとマネー哲学の両輪で、キャリアと人生の選択肢が広がるはずです。

経営の実務を短時間で学びたい方は、『超訳・速習・図解 プロフェッショナルマネジャー・ノート』のAudible情報もチェックしてみてください。こちらは聴き放題対象で、3時間22分というコンパクトな再生時間で経営の要諦をインプットできます。

よくある質問(FAQ)

『ザ・スタートアップ』はAudibleの聴き放題で聴けますか?

いいえ、本作品はAudible聴き放題の対象外です。Audibleで聴くには、会員登録のうえ単品購入する必要があります。ただし、Audible会員であれば会員価格が適用されるため、まずは無料体験に登録してから購入するのがおすすめです。

Audible版の再生時間はどのくらいですか?

12時間43分です。1.5倍速で約8時間30分、2倍速で約6時間20分となります。通勤時間が片道30分の方であれば、1.5倍速で約8〜9日、2倍速なら約6〜7日で聴き終えることができます。

原著(2000年版)と復刊版(2024年版)の違いは何ですか?

復刊版には、原著で構成上カットされていた小澤隆生氏の「幻の原稿」(Chapter 6「もう一人の”あのバカ”」)が復活しています。さらに、各章末に登場するキーパーソン(真田哲弥氏、板倉雄一郎氏、夏野剛氏、小澤隆生氏など)による現在の視点からのインタビューが追加されています。タイトルも『ネット起業!あのバカにやらせてみよう』から『ザ・スタートアップ――ネット起業!あのバカにやらせてみよう』に変更され、出版社も文藝春秋からダイヤモンド社に移っています。

著者の岡本呻也氏はどのような方ですか?

岡本呻也(おかもと・しんや)氏は、1965年愛媛県生まれのジャーナリストです。早稲田大学教育学部卒業後、1987年にプレジデント社に入社し、20代で全国のベンチャー企業経営者200人を取材しました。1999年に独立し、東北大学大学院法学研究科客員教授なども歴任。2016年3月3日に脳内出血のため逝去されています。本書の復刊は、著者亡き後に関係者たちの尽力により実現しました。

本書の主な登場人物は誰ですか?

主な登場人物として、真田哲弥氏(Blocksmith & Co.社長、KLab取締役会長ファウンダー)、板倉雄一郎氏(随筆家・投資家)、小池聡氏(ベジタリア社長)、夏野剛氏(KADOKAWA社長CEO、ドワンゴ社長CEO)、小澤隆生氏(BoostCapital代表、LINEヤフー顧問、ZOZO取締役)、宮城治男氏(ETIC.創業者)などが登場します。それぞれが日本のインターネットビジネスの黎明期を切り開いたキーパーソンです。

起業経験がなくても楽しめますか?

十分に楽しめます。本書はビジネスのノウハウ書ではなく、起業家たちの人間ドラマを描いたノンフィクションです。「何かに挑戦したい」「現状を変えたい」という気持ちを持つ方であれば、起業経験の有無にかかわらず深い共感を得られるはずです。実際に、学生時代に本書を読んでネット業界を志したという声も多く聞かれます。

まとめ

『ザ・スタートアップ――ネット起業!あのバカにやらせてみよう』は、日本のインターネットビジネスの原点を記録した伝説的ノンフィクションの復刊版です。真田哲弥氏をはじめとする起業家たちの挑戦と挫折、そして再起の物語は、ビジネス書の枠を超えた青春群像劇として、四半世紀を経た今なお多くの読者の心を打ち続けています。

Audible版は聴き放題対象外ではありますが、12時間43分の朗読で536ページの大著を「ながら聴き」で体験できるのは、忙しいビジネスパーソンにとって大きな価値があります。Audible会員であれば会員価格で購入可能ですので、まずは30日間の無料体験に登録してからの購入をおすすめします。

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