『嫌われる勇気』の著者・岸見一郎氏が書いたリーダーシップ論『ほめるのをやめよう』は、Audibleで配信されています。ただし聴き放題の対象外であり、単品購入が必要です。本記事では、配信状況から口コミ、本書の核心的なメッセージまで詳しくまとめました。
結論:Audibleで配信中だが「聴き放題対象外」
『ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解』はAudibleで配信されていますが、聴き放題プランの対象には含まれていません。利用するには単品購入が必要です。Audible会員であれば30%OFFの1,750円(税込)、非会員の場合は2,500円(税込)で購入できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Audible配信 | あり |
| 聴き放題対象 | 対象外(単品購入のみ) |
| 非会員価格 | 2,500円(税込) |
| 会員価格(30%OFF) | 1,750円(税込) |
| 確認日 | 2026年2月16日 |
※ 配信状況は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
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作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解 |
| 著者 | 岸見一郎(きしみ いちろう) |
| 出版社 | 日経BP |
| 発売日 | 2020年7月23日 |
| ページ数 | 224ページ(紙書籍) |
| ジャンル | リーダーシップ/アドラー心理学/マネジメント |
| Audible再生時間 | 4時間35分 |
| ナレーター | 日下 純 |
| Audible配信日 | 2021年1月22日 |
| Audible評価 | 4.4(28件) |
どんな本?『ほめるのをやめよう』の概要
累計900万部超のベストセラー『嫌われる勇気』で知られる哲学者・岸見一郎氏が、アドラー心理学の視点からリーダーシップの本質に切り込んだ一冊です。タイトルの「ほめるのをやめよう」は、決して冷淡なマネジメントを推奨しているわけではありません。「ほめる」という行為に潜む上下関係の構造、すなわち「評価する側」と「評価される側」に人を分ける権力構造そのものを問い直すことが本書の出発点です。
アドラー心理学では、人間関係を「縦の関係」と「横の関係」に分類します。ほめるという行為は、一見ポジティブに思えますが、「上の立場の人間が下の立場の人間を評価する」という縦の関係を前提としています。本書ではこの構造を丁寧に解きほぐしながら、ほめるのでも叱るのでもない「勇気づけ」という関わり方を提案します。部下を対等なパートナーとして尊重し、その存在そのものに感謝を伝えることで、自律的に動けるチームが育つ——これが本書の核心的メッセージです。
全5章構成で、「リーダーの資格とは何か」「叱ってもほめてもいけない理由」「部下の失敗とどう向き合うか」「組織におけるコミュニケーションの原則」といったテーマが順を追って展開されます。理論的な説明だけでなく、職場で実際に起こりうるケースに即した具体例も豊富に盛り込まれており、明日からの行動を変えるヒントが随所にちりばめられています。
見どころ・3つの魅力ポイント
1.「ほめる」を手放すことで見える新しいリーダー像
「部下をほめて伸ばす」というのは、多くのマネジメント書で推奨されるアプローチです。しかし岸見氏は、ほめることと叱ることは表裏一体であり、どちらも「相手を操作しようとする行為」だと指摘します。ほめられることに慣れた部下は、ほめられないと動けなくなり、上司の顔色をうかがうようになる。こうした依存関係から脱却し、部下が「自分の判断で貢献する喜び」を感じられるチームをつくる方法が丁寧に描かれています。従来のリーダーシップ論では語られにくい、根本的な問い直しがこの本の最大の魅力です。
2. アドラー心理学を「職場」で実践するための具体的指針
『嫌われる勇気』でアドラー心理学に触れた読者は多いものの、「では実際の職場でどう使えばいいのか」という疑問を抱えている方も少なくありません。本書はその疑問に真正面から応えます。「課題の分離」「横の関係」「共同体感覚」といったアドラー心理学のキーワードが、上司と部下のやり取り、会議での振る舞い、失敗の対処法といった具体的な場面に落とし込まれており、実践のハードルが大きく下がります。
3. リーダーだけでなく、すべての人間関係に通じる普遍性
「リーダーシップの誤解」という副題から、管理職やチームリーダー向けの本だと思われがちですが、口コミでも「リーダー論ではなく人間論だ」という声が多数見られます。親子関係、教師と生徒の関係、友人との関わり方にも通じる普遍的な原理が語られているため、現在マネジメントに携わっていない方にも深い気づきを提供してくれます。
口コミ・評判まとめ
高評価の声
本書に対するポジティブな反応として特に目立つのは、「リーダー向けの本だと思って読んだが、人間関係全般に役立つ内容だった」という声です。あるnoteの読書感想では「この本はリーダー論ではない。人間論だ。リーダーも部下も、親も子も、先生も生徒も関係ない。みんなに読んでほしい」と綴られており、タイトルから想像される以上に射程の広い本であることがわかります。
『嫌われる勇気』の読者からは「アドラーの考えを理解したつもりでいたが、部下との接し方で実践できていなかったことに気づかされた」という声もありました。既にアドラー心理学を学んだ方にとっても、新たな実践的視点が得られる一冊として評価されています。
さらに印象的なのが、ある読者のエピソードです。本を買って帰宅したところ、息子さんがタイトルを見て「え〜っ!ママ、ほめるのやめちゃうの!?」と慌てふためいたそうです。読了後、「これからは無理にほめるんじゃなくて、あなたの存在に感謝するだけ。いつもありがとう」と伝えたとのこと。子育て中の方にも響く本であることを示す、温かいエピソードです。
厳しい意見・注意点
一方で、理論の一貫性に疑問を呈する声もあります。Audibleレビューでは「褒めて操作するなと言いながら、勇気づけという操作をしようとしている」「結論を持って話すなと言いながら、結論ありきで批判している」といった指摘がありました。また、「競争社会の現実とどう折り合いをつけるのか」という実務的な観点からの疑問も見られます。アドラー心理学そのものに対する賛否が分かれるテーマであるため、理論をそのまま受け入れるのではなく、自分の職場環境に照らし合わせながら取捨選択する読み方が適しているでしょう。
こんな人におすすめ
本書は、以下のような方に特におすすめです。まず、チームをまとめる立場にあるものの「ほめても叱っても部下の反応がいまひとつ」と感じているマネージャーやリーダー層の方。従来のマネジメント手法に限界を感じている方にとって、根本から発想を転換するきっかけになるはずです。
次に、『嫌われる勇気』を読んでアドラー心理学に興味を持ったものの、日常の人間関係でどう活かせばいいのかわからなかった方。本書は「職場」という最も利害関係が複雑な場面にフォーカスしているため、実践の手がかりとして非常に有用です。
また、子育てや教育に関わる方にもおすすめです。「ほめて伸ばす」教育に違和感を持っている方や、子どもとの関わり方を見直したい方にとって、「ほめるのでも叱るのでもない、第三の選択肢」を知ることができます。働き方やキャリアそのものを見直したい方は、「若者」をやめて、「大人」を始める|Audible配信情報まとめもあわせて参考になるでしょう。
Audibleで聴くメリット
本書のAudible版は再生時間4時間35分と、ビジネス書としてはコンパクトにまとまっています。通勤時間や家事の合間に2〜3日で聴き切れるボリュームであり、忙しいビジネスパーソンにとって取り組みやすい長さです。ナレーターの日下純氏の朗読は落ち着いたトーンで、岸見氏の論理的な文体との相性が良いと評価されています。
Audibleの最大の利点は「ながら聴き」ができることです。本書のようなリーダーシップ論は、一度読んで終わりではなく繰り返し触れることで考え方が染み込んでいきます。耳から繰り返しインプットできるオーディオブックの形式は、日常的にアドラー心理学の考え方を意識し続けたい方にとって最適な手段といえるでしょう。
なお、本書は聴き放題対象外のため単品購入が必要ですが、Audible会員であれば30%OFFの1,750円で購入できます。まだAudible会員でない方は、初回30日間の無料体験に登録するだけでも会員価格が適用されるため、お得に入手できます。思考法に関するビジネス書をAudibleで楽しみたい方は、『イシューからはじめよ』のAudible配信情報もあわせてチェックしてみてください。
関連作品・あわせて読みたい本
『ほめるのをやめよう』を気に入った方には、岸見一郎氏の関連著作である『叱らない、ほめない、命じない。あたらしいリーダー論』(2021年12月刊)もおすすめです。本書の続編的な位置づけで、さらに実践的なリーダーシップのあり方を掘り下げています。Amazonで「叱らない、ほめない、命じない。」を探す
また、岸見氏の原点ともいえる『嫌われる勇気』(古賀史健との共著)は、アドラー心理学の入門として本書と並行して聴くことで理解が深まります。Amazonで「嫌われる勇気」Audible版を探す
意思決定のフレームワークに興味がある方は、『パーフェクトな意思決定』のAudible配信情報もあわせてご覧ください。さらに、仕事の生産性を高めるための休息の取り方に関心がある方には、『世界の一流は「休日」に何をしているのか』のAudible配信情報も参考になります。
よくある質問(FAQ)
Q. 『ほめるのをやめよう』はAudible聴き放題の対象ですか?
いいえ、2026年2月16日時点で聴き放題の対象外です。Audibleで聴くには単品購入が必要で、会員価格1,750円(税込)、非会員価格2,500円(税込)となっています。
Q. Audible版の再生時間はどのくらいですか?
4時間35分です。倍速再生を活用すれば、1.5倍速で約3時間、2倍速なら約2時間20分で聴き終えることができます。通勤の往復で数日あれば十分に聴き切れるボリュームです。
Q. この本はリーダーや管理職でなくても役に立ちますか?
はい、十分に役立ちます。口コミでも「リーダー論ではなく人間論だ」という声が多く、親子関係や教育現場、友人との関わり方など、あらゆる対人関係に応用できる内容です。肩書きに関係なく読む価値のある一冊です。
Q. 『嫌われる勇気』を読んでいなくても理解できますか?
理解できます。本書はアドラー心理学の基本概念(課題の分離、横の関係、共同体感覚など)を職場のシーンに即して解説しているため、予備知識がなくても読み進められます。ただし、『嫌われる勇気』を先に読んでおくとアドラー心理学の全体像が把握でき、より深い理解につながるでしょう。
Q. 「ほめるのをやめる」とは、部下に無関心になるということですか?
まったく違います。本書が提案するのは、ほめることの代わりに「勇気づけ」を行うというアプローチです。「よくやったね」(上から下への評価)ではなく「助かったよ、ありがとう」(対等な立場からの感謝)に変えることで、部下の自律性と貢献意欲を高めるという考え方です。
Q. Audible版のナレーションの評判はどうですか?
ナレーターは日下純氏が担当しており、Audibleの総合評価は5点中4.4(28件)と高めです。落ち着いた語り口で、ビジネス書の論理的な内容が耳に入りやすいと評価されています。
まとめ
『ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解』は、「ほめて伸ばす」という常識に一石を投じるアドラー心理学ベースのリーダーシップ論です。Audibleでは聴き放題対象外となっていますが、4時間35分というコンパクトな再生時間で、通勤や隙間時間を使って効率的にインプットできます。部下との関わり方に悩んでいる方、人間関係の根本を見つめ直したい方にとって、繰り返し聴く価値のある一冊です。
Audible会員なら30%OFFで購入できるため、まだ会員でない方は無料体験からのスタートがおすすめです。
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月額1,500円(税込)/初回30日間無料/いつでも退会可能
※ 本記事の情報は2026年2月16日時点のものです。Audibleの配信状況・価格は変更される場合があります。最新情報はAmazonのAudibleページでご確認ください。






