『ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス』はAudibleで配信されていますが、聴き放題の対象外です。会員価格2,450円(税込)で単品購入するか、非会員価格3,500円(税込)で購入する必要があります。再生時間は14時間50分、ナレーターは下村芳範さんです。
結論:Audibleでの配信状況
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Audible配信 | あり |
| 聴き放題対象 | 対象外(単品購入のみ) |
| 会員価格 | 2,450円(税込)/非会員価格の30%OFF |
| 非会員価格 | 3,500円(税込) |
| 再生時間 | 14時間50分 |
| ナレーター | 下村 芳範 |
| 備考 | 「ONLY FROM audible」独自ナレーション作品 |
本作は聴き放題プランでは聴けないため、Audible会員になったうえで単品購入するのが最もお得な方法です。会員登録は初回30日間無料で、月額1,500円(税込)。会員になれば非会員価格3,500円の30%OFFとなる2,450円で購入できます。
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『ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス』の作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式タイトル | ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス |
| 原題 | It’s Not Luck |
| 著者 | エリヤフ・ゴールドラット(Eliyahu M. Goldratt) |
| 翻訳者 | 三本木 亮 |
| 解説 | 稲垣 公夫 |
| 出版社 | ダイヤモンド社 |
| 日本語版発売日 | 2002年2月23日 |
| 原著出版年 | 1994年 |
| ページ数 | 384ページ(紙版) |
| ISBN | 978-4-478-42041-6 |
| ジャンル | ビジネス小説 / 経営・マネジメント / TOC(制約理論) |
| Audible配信日 | 2022年12月23日 |
| Audible再生時間 | 14時間50分 |
あらすじと概要
前作『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』で、工場閉鎖の危機を制約理論(TOC)によって見事に乗り越えた主人公アレックス・ロゴ。あれから10年が経ち、アレックスはユニコ社の多角事業グループ副社長として手腕をふるっていました。しかし、そんな彼を再び難題が襲います。担当する3つの事業部門のうち、業績不振の部門を売却せよという本社からの命令が下されたのです。
アレックスは、前作で師であるジョナから授けられた問題解決の手法を武器に、各事業が抱える根本的な問題を見抜き、それぞれのマーケティング戦略を根本から立て直していきます。物語の舞台は工場から経営の現場へと移り、読者は「なぜ売れないのか」「なぜ顧客が離れるのか」「どうすれば競争優位を築けるのか」といった、より広範なビジネス課題に対する思考の道筋を追体験できます。
興味深いのは、ビジネスの問題解決だけでなく、アレックスの家庭でのエピソードも描かれている点です。娘のパーティーの問題や息子の車の購入問題といった日常の場面で思考プロセスが応用され、この手法が仕事だけでなく人生のあらゆる局面で使えることを物語の中で示しています。
前作『ザ・ゴール』の配信状況が気になる方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
5つの思考ツール — 本書の核心
本書の最大の特徴は、ゴールドラット博士がTOC(制約理論)から発展させた「思考プロセス」を、5つの具体的なツールとして体系的に紹介していることです。
現状問題構造ツリー(CRT:Current Reality Tree)
今起きている好ましくない事象(UDE:Undesirable Effects)を洗い出し、それらの因果関係をツリー状に構造化することで、すべての問題の根底にある「コア問題」を特定するツールです。表面的な症状ではなく、真の原因にたどり着くための出発点となります。
対立解消図(クラウド/EC:Evaporating Cloud)
コア問題の背後にある対立構造を明らかにし、「妥協」ではなく「対立そのものを解消する」画期的な解決策(インジェクション)を導き出すツールです。本書では「ウィンウィンの解決策」を見つけるための具体的な手順が、ストーリーの中で丁寧に描かれています。
未来問題構造ツリー(FRT:Future Reality Tree)
導き出した解決策を実行した場合に、未来どのような状況が生まれるかをシミュレーションするツールです。解決策の副作用やリスクを事前に洗い出し、対策を講じるために使います。
前提条件ツリー(PRT:Prerequisite Tree)
解決策を実行するまでの障害を洗い出し、それを克服するための中間目標を設定するツールです。「何が実行を妨げているのか」を体系的に整理できます。
移行ツリー(TT:Transition Tree)
最終的に、具体的なアクションプランを時系列で整理するツールです。前提条件ツリーで設定した中間目標をどの順番で達成していくか、詳細な実行計画を組み立てます。
この5つのツールは「何を変えるのか」「何に変えるのか」「どうやって変えるのか」という3つの問いに対応しており、問題の特定から解決策の立案、実行計画の策定まで一貫した論理的フレームワークを提供してくれます。
見どころと魅力ポイント
ビジネス小説として読みごたえがある
本書はビジネス書でありながら、小説の形式を採っています。アレックスが3つの事業部門の売却命令に対して奔走する緊迫感のあるストーリーが展開され、理論書にありがちな退屈さがありません。登場人物たちの対話を通じて思考プロセスが自然に説明されるため、読む(聴く)だけで考え方の型が身についていく構成が秀逸です。
前作からのスケールアップ
前作『ザ・ゴール』が工場のボトルネック解消という生産管理に特化したテーマだったのに対し、本作ではマーケティング、経営戦略、さらには家庭の問題にまで思考プロセスの適用範囲が広がっています。制約理論が単なる製造業の理論ではなく、普遍的な問題解決手法であることを実感できる一冊です。
「妥協」ではなく「対立の解消」という発想
多くのビジネスシーンでは、対立する意見や要求に対して「妥協点を探る」のが一般的です。しかし本書では、対立の前提そのものを疑い、双方が満足できる解を見つけるという発想が繰り返し示されます。この「ウィンウィン」の実現方法を論理的に導くプロセスは、交渉やチームマネジメントの場面で大きなヒントになるでしょう。
マネジメントに関する別のアプローチに興味がある方は、『超訳・速習・図解 プロフェッショナルマネジャー・ノート』Audible版の記事も参考になります。
口コミ・評判
高評価の声
Amazonでの評価は4.4(507件)、ブクログでの本棚登録数は3,709件(レビュー266件)と、発売から20年以上が経過した今もなお高い評価と支持を集め続けています。読書メーターでも3,709件の登録があり、ビジネス書としては異例のロングセラーです。
読者から特に多く見られたのは、思考プロセスの実用性を評価する声です。「UDEとAB対問題の考え方が刺さった。まさに自分のチームが直面している問題の解決法だ」「見えている・分かっている範囲だけで問題解決しようとしてはいけない。これは鉄則」といったコメントが印象的で、現場でマネジメントに携わるビジネスパーソンの心に深く刺さっている様子がうかがえます。
また、「ストーリーとしても面白いし、思考プロセスの具体的な使い方の例としてもとても興味深い」「読むというより咀嚼するという感覚。毎回読むたびに刺さる言葉が変わっていく」という声もあり、繰り返し読むことで新たな気づきが得られる本であることがわかります。
注意点・ネガティブな声
一方で、いくつかの注意点を指摘する声もあります。「1作目ほどの衝撃はなかった」というコメントは散見され、前作で制約理論の鮮烈な初体験をした読者にとっては、2作目のインパクトはやや薄いと感じる場合があるようです。
また、「こんなにうまく思考プロセスが機能するとは思えないが、メソッドを抽出して実践してみたい」という現実的な指摘もあり、小説ならではの理想化された展開に疑問を抱く読者も一部存在します。ただし、これはビジネス小説全般に共通する特徴であり、本書の思考フレームワーク自体の有用性を否定するものではありません。
Audible版について
Audible版は「ONLY FROM audible」の独自ナレーション作品で、下村芳範さんの朗読で14時間50分のボリュームです。紙の書籍では384ページに相当する内容を、通勤や家事の合間に耳から学べるのは大きな利点といえます。なお、audiobook.jpでも別ナレーター(海老沢潮さん、15時間3分)で配信されており、好みに応じて選ぶことも可能です。
こんな人におすすめ
本書は以下のような方に特におすすめです。前作『ザ・ゴール』を読んで制約理論に興味を持ち、その応用範囲をさらに広げたいと考えている方にはまさに必読の一冊です。
事業戦略やマーケティングの課題に直面しているマネージャーやリーダー層にも強くおすすめできます。本書で紹介される5つの思考ツールは、チームの問題整理やプロジェクトの方向性決定に直接活用できる実践的なフレームワークだからです。
さらに、「論理的に考える力を鍛えたい」と感じているすべてのビジネスパーソンにも有益です。思考プロセスは特定の業界や職種に限定されるものではなく、営業、企画、エンジニアリング、さらには日常生活の意思決定にまで応用可能です。
加えて、小説形式のビジネス書が好きな方、堅い理論書よりもストーリーの中で学ぶスタイルを好む方にとっても、本書は最適な選択です。
新しい時代のビジネス思考法に興味がある方は、『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』のAudible配信情報もあわせてチェックしてみてください。
Audibleで聴くメリット
14時間50分の大作を「ながら聴き」で消化できる
384ページの書籍を読破するにはまとまった時間が必要ですが、Audibleなら通勤、ジョギング、家事といった日常の時間を活用して14時間50分の内容を消化できます。忙しいビジネスパーソンにとって、移動時間をそのまま学習時間に変えられるのは大きなメリットです。
小説形式がオーディオブックと相性抜群
本書はビジネス理論書ではなく、ストーリー仕立ての小説です。登場人物の会話を通じて思考プロセスが展開されるため、耳で聴くオーディオブック形式との相性が非常に良いと言えます。小説を「聴く」体験は、まるでドラマを楽しむかのようで、文字を追うのとはまた違った理解のしやすさがあります。
繰り返し聴くことで定着する
口コミにもあったように、本書は「読むたびに刺さる言葉が変わる」タイプの作品です。Audibleなら気になった箇所をブックマークし、何度でも聴き返すことができます。思考プロセスの5つのツールを実務に応用する際、必要な部分だけ聴き直せるのはデジタルならではの利点です。
購入するなら会員登録がお得
本作は聴き放題対象外のため別途購入が必要ですが、Audible会員であれば非会員価格3,500円の30%OFF、つまり2,450円で購入できます。初回30日間の無料体験中に会員価格で購入し、その後退会することも可能です。聴き放題対象の他の作品を試しながら、本作だけ単品購入するという使い方もできます。
関連作品・シリーズ情報
『ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス』は、エリヤフ・ゴールドラット博士による「ザ・ゴール」シリーズの第2作です。シリーズを通して読むことで、TOC(制約理論)の全体像をより深く理解できます。
シリーズの出発点である『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』のAudible配信情報はこちらにまとめています。まだ前作を読んでいない方は、先に第1作から入ることをおすすめします。物語の時系列としても、思考プロセスの理解としても、第1作からの流れで読むほうが格段にわかりやすくなります。
また、本作にはコミック版『ザ・ゴール2 コミック版』(ダイヤモンド社)も存在します。思考プロセスのツリー図が視覚的に表現されているため、小説版やAudible版で概念を掴んだあと、コミック版で図解を確認するという使い方も効果的です。
よくある質問(FAQ)
『ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス』はAudible聴き放題で聴けますか?
聴き放題の対象外です。Audibleで配信はされていますが、聴き放題プランでは聴けず、単品購入が必要です。会員価格2,450円(税込)、非会員価格3,500円(税込)となっています。
前作『ザ・ゴール』を読んでいなくても理解できますか?
本作は前作の10年後を描いた続編のため、登場人物やTOC(制約理論)の基本的な概念は前作で導入されています。本作から読み始めても物語の大筋は理解できますが、制約理論の基礎を前作で押さえておくほうが、思考プロセスへの理解がはるかに深まります。できれば前作から順番に読む(聴く)ことをおすすめします。
Audible版の再生時間はどのくらいですか?
14時間50分です。通勤時間が片道30分の方であれば、約15営業日(3週間)で聴き終えられる計算になります。1.5倍速で聴けば約10時間、2倍速なら約7時間半まで短縮できます。
Audibleの無料体験で本作を購入できますか?
はい。Audibleの初回30日間無料体験に登録すると、会員価格2,450円で本作を購入できます。聴き放題対象外のため無料では聴けませんが、会員割引は適用されます。無料体験中に他の聴き放題対象作品を楽しみつつ、本作を会員価格で購入するという使い方がお得です。
audiobook.jpでも聴けますか?
はい。audiobook.jpでも配信されており、ナレーターは海老沢潮さん、再生時間は15時間3分です。Audible版とはナレーターが異なるため、好みに応じて選ぶとよいでしょう。
紙の本・Kindle版との価格比較は?
紙の単行本は1,760円(税込)、Kindle版も同価格帯で販売されています。Audible版は会員価格2,450円、非会員価格3,500円となるため、価格だけで見れば紙やKindleのほうが安価です。ただし、Audibleは「ながら聴き」ができるという時間活用の観点で大きな価値があります。
まとめ
『ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス』は、エリヤフ・ゴールドラット博士が提唱するTOC(制約理論)を、生産管理の枠を超えた普遍的な問題解決手法として体系化した名著です。5つの思考ツール(現状問題構造ツリー、対立解消図、未来問題構造ツリー、前提条件ツリー、移行ツリー)を軸に、ビジネスから日常生活まであらゆる課題に対する論理的アプローチを小説形式で学べます。
Audible版は聴き放題の対象外ですが、会員登録すれば30%OFFの2,450円で購入可能です。14時間50分の大作を通勤や家事の時間に消化できるオーディオブック形式は、忙しいビジネスパーソンにとって最適な選択肢といえるでしょう。
まだAudibleを使ったことがない方は、まず30日間の無料体験で聴き放題作品を試しつつ、本作を会員価格でお得に手に入れてみてはいかがでしょうか。
Audible無料体験はこちら(30日間無料)
※無料体験中に退会すれば料金はかかりません
※本記事の情報は2026年2月22日時点の内容です。配信状況や価格は変更される場合がありますので、最新情報はAudibleの公式ページでご確認ください。








